OBS StudioとGV-USB2を使いニコ生でゲーム放送する手順と設定値

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最終更新日:2019年4月13日
OBS StudioとGV-USB2を使い、初めてニコニコ生放送でゲーム放送したい人向けに特化した記事です。
筆者高橋がニコ生でゲーム放送している時のOBS Studioの設定を公開しつつ、ニコ生で放送するまでの手順を示しています。

この記事を下まで順番に飛ばさずに実践すると、放送開始までもっていけるような内容となっています。

この記事は「この設定にした方がよい」と勧めているわけではありません。
人それぞれ環境が違うので、設定値が異なるのは当たり前だと思っています。

ただ、参考値として筆者の設定は公開しています。

既にOBSとニコ生ログインプラグインを使用しているかたへ

2019年2月下旬にOBSのバージョン23が公開されました。
OBSのバージョンを23以上に上げると、ニコ生ログインプラグインが使えなくなります。
現在OBSバージョン22台を使っているかたは、アップグレードするかは慎重になったほうが良いでしょう。
だからといって、バージョン23.0.0以上にすると、ニコ生で配信できなくなるというわけではありません。
ニコ生ログインプラグインが使えないだけで、プラグインを使わなくても配信はできます。
この記事では、ニコ生ログインプラグインを使わずに23.0.0以上のOBSでレトロゲーム配信をする方法を解説しています。





ゲームの映像をパソコンに映す為のキャプチャGV-USB2

I-O DATA GV-USB2
この記事では、GV-USB2というキャプチャボードを使ってレトロゲーム配信をしていく手順を説明しています。
キャプチャボードのGV-USB2は、以下のゲーム本体を使用する放送をする場合に最適です。
  • ニューファミコン
  • スーパーファミコン
  • ゲームキューブ
  • ニンテンドウ64
  • プレイステーション1
  • プレイステーション2
  • セガサターン
  • メガドライブ
  • PCエンジン
最適な理由として、ゲーム機の後ろから出る赤、白、黄色のステレオAVケーブルを簡単にGV-USB2に接続できる点が挙げられます。
しかも他のお高いキャプチャボードと比べて価格が安め。

GV-USB2はネットだとアマゾンにありますし、普通に大型電気店やパソコン機器専門店でも在庫として置いてあるパターンが多いです。

【注意】初代ファミコンは使えない

ニューファミコンが発売される前の、赤、白、黄のケーブルでテレビと接続できないファミリーコンピュータはGV-USB2と接続できない為に使えません。
オークションなどでニューファミコン(型番:HVC-101)を入手すると良いでしょう。




放送する為の接続機器全一覧

ここではどのように接続するかを決めます。
テレビにもゲーム画面を映すタイプと、テレビにはゲーム画面を映さないタイプと2パターンを挙げています。
ニューファミコンを例にしていますが、スーパーファミコンなど他の本体でも同じです。

ゲーム画面をテレビとパソコン両方同時に映したい場合

この接続だと延滞なしの映像をテレビに映すことができるで、プレイに支障がなくなります。
キャプチャボードGV-USB2を通した映像は、本当にわずかながら延滞する場合があります。

接続機器一覧
ステレオAVケーブル→ニューファミコンの後ろに接続し、反対側が黄、赤、白のステレオAVケーブル。
AC-333→AVケーブルのオスとオスを接続する為の部品。
FVC-131→1つの赤白黄のAVケーブルを2つの赤白黄に分配できる。
GV-USB2→ファミコンやスーファミの映像をパソコンに表示させる為のキャプチャボード

FVC-131は、赤白黄色のAVケーブルを2組の赤白黄色のAVケーブルに映像を分配できるので、2つの機器にゲーム映像を表示させることができるスグレモノ。
上の例では、ゲーム映像をテレビとパソコン両方に送っています。
ただし、明るさが落ちるので、テレビの設定や、キャプチャボードの方で映像の明るさを明るくする対処が必要です。

AC-333、FVC-131、GV-USB2の接続は、ただ同じ色のケーブルを合わせるように繋げれば良いだけなので簡単です。

テレビにゲーム画面を映さない場合


テレビにゲーム画面を映さず、パソコンに表示されたゲーム画面でプレイする場合は、ゲーム機のステレオAVケーブルとGV-USB2が直接接続できるので、あとはGV-USB2をパソコンのUSBポートに挿せばOKです。非常にシンプルな接続となります。




OBS Studioをインストール

ここからはパソコンにインストールしないといけないアプリケーションOBS Studioについてです。
OBS Studioは無料で利用できる配信ツールです。
インストール方法は、コチラの記事で説明しています。
OBS Studioのインストール方法



OBS Studioを起動!

インストールしたら起動しないとはじまりません。

OBSのプロファイルとシーンコレクションについて

OBS上部メニュー

OBSを起動すると、上にプロファイルやシーンコレクションという謎の言葉がありますが、これは放送画面を作ったレイアウトを保存したもの、放送設定を保存したものだと思えばよいでしょう。

人によって色々やり方はあると思いますが、私はRTAをするゲームだけは、ゲームのタイトル毎に「プロファイル」と「シーンコレクション」を分けて設定、保存しています。
それ以外に通常プレイ用の「プロファイル」と「シーンコレクション」を設けています。

ゲームタイトルごとにプロファイルとシーンコレクションを設定すれば、2回目以降の放送は、プロファイルとシーンコレクションを選択すれば、これより下で説明する設定値が全て読み込まれ、あっという間にそのゲームの配信環境が整います。
これが便利な為、シーンコレクションとプロファイルは大事だと思います。
ですから、シーンコレクションとプロファイルは、分かり易い名前をつけた方が良いと思います。
「DQ5RTA用」「スーパーマリオ用」とかですね。

逆に、1つのシーンコレクション、プロファイルで全てのゲームを配信し、設定を簡素化するという考えもアリです。

シーンコレクションとプロファイルは、ここより下で説明している設定値を変更し「適用」や「OK」を押すと、その都度自動保存されています。

シーンコレクションとプロファイルをゲームタイトル毎やゲーム本体ごとに複数の設定を登録している場合は、上部メニューからどの設定を使用するかを選択できます。

シーンコレクションとプロファイルは、OBSの設定値を保存したものと覚えれば良いでしょう。
ちなみに、ファイルは2つ別物です。



GV-USB2でキャプチャした映像をOBS Studioに表示させる方法

放送画面を作るには、ゲーム画面をOBSに表示させないとなりません。その手順となります。
(このような放送設定の変更を行う度に、設定値や画面レイアウトが都度勝手に保存されています。保存ボタンとかありません。)


OBSソースの選択
1.GV-USB2のマニュアルをみて、付属のCDでドライバをインストールします。
GV-USB2に付属する、ライトなんたら等のソフトは入れなくても大丈夫です。(入れても支障なし。)

2.GV-USB2をパソコンのUSBポートに挿し、ゲームを起動しておきます。

3.その後OBSを起動します。

4.OBSの画面左下の「ソース」の左下にあるプラスボタンをクリックし、映像キャプチャデバイスを選択し「新規作成」→「OK」→「OK」をすることで、ゲーム画面がPCに表示されるはずです。
(無条件に何も変更せずに新規作成のOK→OKをクリック。)
この操作でゲーム画面がOBSに映らないかたは、GV-USB2のドライバがうまくインストールされていないか、パソコンがGV-USB2の機器を認識していない可能性が高いです。(試しにPC再起動とか?)

ただし、GV-USB2を使用する際に、黄色のケーブルではなくS端子で接続する場合は、2回目の「OK」を押す前に、「映像を構成」を選択し「VID INPUT」の値を「1/COMPOSITE」から「2/S-VIDEO」に変更しましょう。
これが分からなくて、GV-USB2をS端子接続しても画面がキャプチャできないと悩んでいるかたが多いように思えます。この設定画面はやり方が違えど、他の配信ソフトでも必ず呼び出せるはずです。


放送画面に画像(画像)や、RTA用タイマー(ウィンドウキャプチャ)などを追加したい時は、上図のプラスボタンで追加することになります。

放送画面を作り込む作業は、OBSの設定画面で解像度の設定をした後にやったほうがよいので、ここではサイズがおかしくてもゲーム画面が表示されていれば、良いと判断してください。
先に放送画面を作りたくなってしまいがちですが、まずは各種設定を終わらせましょう。

ゲーム画面の位置が動かせない!?

ちなみにOBSに映ったゲーム画面がマウスで動かせなかったり、ゲーム画面がOBS枠内からはみ出ていて、動かしたいのにマウスでゲーム画面が動かせない場合は、ゲーム画面の上で右クリックし「ロックプレビュー」にチェックが入っていないか確認しましょう。チェックが入っていたら外しましょう。動かせるようになるはずです。




画面は表示されたがゲーム音がパソコンのスピーカーから聞こえない場合

ミキサー
パソコンのスピーカーからゲーム音が聞こえない場合は、上図を参考にミキサー内の映像キャプチャデバイスの歯車マークを選択し「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。




映像キャプチャデバイスの行をみて、「モニターオフ」となっていたら「モニターのみ(出力はミュート)」に変えてみましょう。
これでパソコンのスピーカーから音が出るはずです。
ただし、注意点があります。

放送主が喋る為のマイクを導入する場合は、スピーカーからゲーム音を出すとハウリングが起こるので、必ずヘッドフォンを使用してゲームの音を聞くようにします。スピーカーからゲーム音は出しません。
もし、スピーカーからゲーム音を出すと、あなたがしゃべる用のマイクがゲーム音をひろってハウリングします。

また、パソコンのスピーカーから音を出さなくても良い場合は「モニターオフ」でも、ゲーム音は視聴者側に聴こえています。
(2つ上の画像の画面にて)ゲーム音に合わせてレベルメーターがうにょうにょ左右に動いていれば大丈夫です。


筆者高橋も、テレビからのゲームの音をヘッドフォンで聴いてプレイしているので、パソコンのスピーカーからはゲームの音を出していません。
映像キャプチャデバイスの音声モニタリング(モニターの設定)は「モニターオフ」にして配信しています。
(放送主がしゃべるマイクを導入しない場合は、ハウリングは起こらないので、テレビやパソコンのスピーカーから堂々とゲーム音を出しても大丈夫です。)


視聴者側のゲーム音量調整


音量は上図のミキサー内にある音量スライダーで調整できます。
この音量は、ニコ生の視聴者側の音量でもあります。
テスト放送で調整し、タイムシフトで自分の放送をみて音量を確認すると良いかもしれません。
視聴者側から音量の注文がきたら、ミキサーの音量スライダーを左右に動かすことでリアルタイムに音量を変更できます。

管理人高橋はニューファミコンやスーパーファミコンは80%、PS1は90%にしています。
もし、仮にOBSのミキサーの音量を100%にしても、音量が放送で足りない場合は、Windowsの画面右下時計付近にあるスピーカーアイコンの、Windows側の音量もみてみましょう。(マイクが小さい場合も同様にコントロールパネルのサウンドの「録音タブ」内にあるマイクのプロパティでマイク音量を上げてみましょう。)

放送の音量が高い場合は、上のミキサー内で、映像キャプチャデバイスの音量やマイクの音量を下げれば良いだけです。
(人によって環境は様々ですから音量テスト放送は行ってくださいね。)

ちなみに、スライダー右のスピーカーマークはミュートボタンです。
ミュートにすると音量0になります。押す度に切り替わります。




パソコン上で鳴らしているBGMや音を放送上でも鳴らしたい場合


レトロゲームのゲームBGM以外に、PCの音も放送に載せたい場合です。
OBS右下の設定を選択し(終了の上にある)、設定画面の左から「音声」を選択します。
上図のように、「デスクトップ音声デバイス」を無効以外のパソコンのスピーカーのデバイス名にします。
右下の適用をクリックし、OKを押します。

OBSのミキサーにデスクトップ音声が追加された
すると、OBS下部のミキサーに「デスクトップ音声」が追加されます。
これが、パソコンで鳴った音を放送にも出力されるものとなります。
スライダーで音量調整もできます。
このパソコンの音であるデスクトップ音声と、ゲームの音である映像キャプチャデバイスは、スライダーで別々に音量調整でき、放送には2つの音が合わさって出るというイメージで良いです。(音をミックスする。だからミキサー。)

「同じ音が重なる」ような症状があったり、スライダーで音量をあげているのにPCの音が放送画面に乗らない場合は、歯車マークのオーディオ詳細プロパティより音声モニタリングの値を変えてみましょう。




放送主が喋るマイクを導入する場合

あらかじめマイクの接続とドライバインストールをしておいて、OBS起動後、右下の設定を選択し(終了の上にある)、設定画面の左から「音声」を選択します。
「マイク音声デバイス」から、マイクの名前を選択し「適用」を押します。
すると、OBS下部のミキサーにマイクが追加されます。
マイクの音量調整は、やはりスライダーで調整します。
自分の声をヘッドフォンで聞きたくないなら「モニタオフ」にします。(初期値はモニタオフです)
もちろん、ちゃんと放送側には声がいきます。

ちなみに、放送中にマイクオフにしたい場合は、「マイク本体の電源を切る」のではなく、スライダー右のスピーカーマークを選択し、ミュートにすることでマイクオフにすることをオススメします。
(逆を言えば、マイク本体に電源がなければこの方法でしかマイクオフにはできませんが。)

いないとは思いますが、マイクオフにしたいからと言って、マイクをUSBポートから抜くなんてことはしないようにしましょう。





ここより下は設定編です。





各種設定を行っていきます

OBS右下の「コントロール」欄にある「設定」を押し、詳細に設定をします。
ここからはなにが正しいとかはないので、管理人高橋がファミコン放送する際の設定画面をそのまま載せています。
繰り返しになりますが、人によって環境や好みが違うので設定値も十人十色です。
参考程度にお願い致します。
(設定画面はバージョン23.1.0のものです。)




一般設定

OBS一般設定
ほとんどチェックはオフにしています。
特にシステムトレイは邪魔だったのでオフにしました。
この設定画面は初期値でも問題ないという印象です。




配信設定

OBS配信設定プロパティ 配信設定のサービスは「カスタム」を選択します。
あとは、放送直前にニコニコから付与された「サーバー」と「ストリームキー」をコピペで貼り付けますので、今は空欄で大丈夫です。

サービス欄(配信種別欄)に「ニコニコ生放送」を出す

2019年2月下旬までのOBSバージョン22までは可能だったのですが、OBSバージョン23からは非対応となりました。
したがって、カスタムを選択します。

ニコニコ生放送プラグインが非対応になった詳細はコチラの記事をどうぞ。
OBS Studioプラグインobs-rtmp-nicolive v2.1.0解説




出力設定

OBS出力設定
出力設定の配信タブです。
出力モードを詳細モードにしています。
詳細モードにしないと、上図と同じ画面になりません。

ビットレートを上げると画質が上がると思ってよいのですが、レトロゲームでは上げすぎは無駄とも言えますし、パソコンに負荷もかかります。

私はファミコンのHD配信をしているのですが、欲張ってビットレートは1900から2500の間くらいで設定しています。恐らくレトロゲームで、こんな高い数値はいらないと自分でも思っています。

ビットレートを1500や1000にすると、かなり軽くなります。
画面が綺麗なPCゲームではもっと数値を上げないといけない場合がありますが、レトロゲームでは1000から2000の範囲で良さそうです。

ちなみに、ニコ生でHD配信する際の最大ビットレート値は6000となります。
ニコ生でHD配信しない場合は最大ビットレート値は2000となります。
(←この場合、映像ビットレートと音声ビットレートを足して2000以内にする。音声ビットレートは96くらいで十分なので、映像を1900、音声を96にするのも1つの手段。)

設定値の「x264」と「CBR」は、色々なサイトでそれが良いと書いてあったので、その設定にしています。どのサイトでも推奨していますし、筆者もこの設定で配信しています。
プロファイルは「high」に設定すると良いようです。





録画設定
出力設定の中の録画タブです。
放送を録画したい時に有効になる設定です。
録画ファイルのパスに、映像を録画したファイルをどこのフォルダに保存するか設定します。
チェックを音声トラック1のみにし、録画フォーマットはmp4を選択しています。
個人的にはmp4以外では、flvも良い印象です。
どちらの拡張子でもYouTubeやニコニコ動画にアップロードできます。

ちなみに、OBSの右下の方にある「録画開始」ボタンは、放送をしていてもしていなくても、いつでも開始や終了ができます。




録画設定
出力設定の中の音声タブです。
音声ビットレートは全て96にしています。
ニコ生の場合は最大192まで設定可能ですが、レトロゲームなら96でも十分だと思います。(もちろん192でも問題ありませんが。)




リプレイバッファー
出力設定の中のリプレイバッファータブです。
初期値のまま変更せずにオフにしています。

リプレイバッファー機能を使うと、録画中に任意のタイミングで押すと、あらかじめ指定しておいた秒数分遡って動画を録画できる機能です。
私は、この機能は使用していないのでオフにしています。
録画は普通に「録画開始」ボタンで行っています。




音声設定

OBS音声設定
サンプリングレートは44.1khzにしています。
自分のパソコンの「コントロールパネルのサウンド」で「再生」や「録音」内にある各デバイスのプロパティのサンプリングレートもこれに合わせて44100Hzにしています。(16ビットか24ビットかはお好み)
OBSの設定値が48.0khzなのに、コントロールパネルのサウンドの設定は44100Hzにするなど、異なる数値はやめておいたほうが良いでしょう。

デスクトップ音声デバイス

上図設定値の1つ、デスクトップ音声デバイスは、パソコンで再生している音楽、パソコンで再生している動画の音、PCゲームの音などを放送に音としてのせたい時などに使用しますので、そのような用途がある場合はデバイスを選択しましょう。
使わない場合は無効にします。
この項目を無効以外にすると、OBSのミキサーに「デスクトップ音声」が追加されます。

マイク音声デバイス

放送主のマイクを導入する場合は、上図設定値の1つである「マイク音声デバイス」から予め接続しているマイクデバイスを選択します。
使わない場合は無効にします。




映像設定

OBS映像設定
ニコ生でHD配信をするのであれば1280x720を設定。
ニコ生でHD配信しない時は800x450が推奨値で、その値を手入力します。

ちなみに、1280と720の間のバツは、半角小文字のエックスです。

縮小フィルタには「ランチョス」を設定しています。
(ニコ生N Airのヘルプ画面において、N Air設定画面画像ではバイリニアになっている。お好みか。)

FPSはニコ生で使える最大値の「30fps」を選択しています。

解像度について

基本解像度と出力解像度は同じにした方が良いです。
なぜなら見たまんまの縦横比でニコ生の放送画面に映るからです。
同じにすることで原寸大になりますから、放送画面が作りやすいです。
(2019年4月上旬のニコ生メンテで実験放送が完全にニコ生のメイン視聴画面となり、画面サイズ自動にして1920x1080のディスプレイで視聴した時でも視聴者画面が原寸大表示ではなくなりました。まあ、それでも基本解像度と出力解像度は同じにした方が良いと思います。N AirのHelpページでも、そのような指定になっていたので。)

450P配信(HD配信ではないやつ)

放送中映像がカクカクするなど、安定しない場合は、1280x720(HD配信)からニコ生のワンランク下の解像度800x450にするのも手です。(800x450はHD配信ではなくなる)
2019年現在でも、この800x450の設定でゲーム放送している生主は沢山いらっしゃいます。

HD配信であれば1280x720、そうでなければ800x450は守った方がよい

この記事の冒頭で「あくまで値は参考で」と書きましたが、この解像度の指定は「ニコニコ生放送のN Air HELP」で、そのように指定した方が良いと明記されているので、基本的には守った方が良いでしょう。(1280x720か800x450)

↓守った方が良いと記載されているニコ生公式のHELP記事
生放送をN Airなどの外部ツールで高画質配信する

基本解像度と出力解像度の2つに、その値をちゃんと入力した方が良いです。
たしかに、この解像度指定じゃなくても放送は可能ですが、特に1920x1080など、HD配信の上限である1280x720より大きい解像度を指定しているかたは、環境によってはニコ生の配信が途中で止まったり動いたりする症状が繰り返されることもあります。(いわゆる、ニコ生視聴者コメントでptptやtmtと言われる症状/または映像が途切れる等の指摘)

逆を言えば、他の解像度指定でも問題ない場合もありますが、放送トラブル回避の為に、ニコ生で放送する時は、それら解像度指定の方が良さそうです。

(注意:この記事はGV-USB2でレトロゲームを配信する為に書いた記事ですので、PCゲームを配信する時であれば、この設定はあり得ない等のご指摘はあると思います。)




ホットキー設定

ホットキーの設定
私の場合は、間違って押して動作するのが嫌なので、完全削除し何も設定していません。
このあたりは好みです。初期値のまま放置でも良いですし、自由にカスタマイズするのも良いでしょう。




詳細設定

OBS詳細設定
詳細設定です。
「プロセスの優先度」は、「高」か「通常以上」をパソコンのスペックと相談しつつ設定します。

「自動的に再接続」は、OBS先駆者のかたがニコ生ではそのようにしたほうがよいということでチェックを外しています。
「Windowsの音量を自動で下げる機能を無効にする」は、チェックを入れて有効にしています。

有線と無線など、ネット接続方法が複数備わっている場合

使用しているパソコンが有線と無線両方で接続できる環境が備わっている場合や、ネットワークカード(LANカード)を複数枚積んでいる場合は「ネットワーク」の「IP選択」で明示的に、どの接続で配信するのか選んでおいたほうがよいでしょう。

ネットの接続方法が1つしかない場合は、「IP選択」の初期値である「既定」で問題ありません。




映像キャプチャの設定

OBS映像キャプチャデバイスのプロパティ
映像キャプチャ詳細設定です。(映像キャプチャデバイスのプロパティ)
この画面は、OBS下部の「ミキサー」の「映像キャプチャデバイス」の歯車を選択し「プロパティ」を選択すると出てきます。

解像度/FPSタイプを「カスタム」にしています。
GV-USB2の最大解像度が720x480なので、それを選択しています。
FPSは30fpsにしています。(ニコ生の最大fps値が30なので、それ以上は選択していません。)

また、この設定画面に表示されている「映像を構成」ボタンは、明るさ調整に役立ちます。



「映像を構成」で明るさ調整や、コンポジットとS端子の切替が可能


「映像を構成」を選択すると、上のような設定画面が表示されます。
「VID INPUT」欄で、GV-USB2の映像において、黄色のコンポジットを使うかS端子を使うか選べます。
初期値は「1/COMPOSITE」なので、黄色のケーブルを使う場合は変更必要なしです。

画像の調整タブを選択すると、映像の「明るさ」「コントラスト」「鮮やかさ」「色合い」「ガンマ」などが変更できます。
FVC-131の分配ケーブルを使用したことで、明るさが損なわれた場合は、ここで明るさを調整すると良いでしょう。



オーディオの詳細プロパティ

OBSオーディオの詳細プロパティ
この画面は、OBS下部の「ミキサー」の「映像キャプチャデバイス」の歯車を選択し「オーディオの詳細プロパティ」を選択すると出てきます。

この設定で「モニターオフ」にし、パソコンから出る音を消しても、音量をきちんと設定していてレベルメーターが動いていれば視聴者側にはちゃんと聞こえています。
パソコンからの音を聞きたい場合や、音を確認したい場合は、「モニターのみ(出力はミュート)」にします。(出力はミュート)となっていても視聴者側に音はちゃんと出ています。
配信者側でPCのスピーカーからゲーム音を出す場合で、なおかつ配信者が喋るマイクがあると、ハウリングしますので、マイクがある場合はゲーム音はヘッドフォンで聞くようにしましょう。




ゲーム画面の点滅キャラが映らない場合の対処

この段階でゲーム映像を確認し、点滅しているキャラや、半透明のキャラが正常に映っていない場合のみ、コチラの記事をご覧ください。
OBS Studioでゲーム配信する際に点滅キャラが映らない場合の対処法




LAN

個人的には、配信で無線LANは使用していません。
外に出る光ケーブル←光終端装置←LANケーブル←ギガ対応ルーター←LANケーブル←使用パソコン
の接続です。
LANケーブルは意味があるのか分かりませんがカテゴリ6対応のものを使っています。

無線LANや無線Wi-Fiを使用する場合は、やはり回線速度が速い方が良いでしょう。
また、パソコンとルーターまでの距離は、近い方が良いのは間違いありません。
自分の放送をタイムシフトでみて、映像がカクカクする場合は、映像のビットレートを下げてみるのも手です。(HD配信をやめて800x450にするのも手です。)
自分の放送をタイムシフトでみて、映像が数秒間止まって、映像が飛んで再生が開始される場合は、無線LANが原因のことが多いです。いわゆるptptと呼ばれるものです。(回線スピードがあっても、パソコンとルーターまでの距離があったり、間に家の壁が何枚もある場合は、そのようなことがあるようです。)

配信者環境としては、無線より有線が良いのは間違いありません。




放送画面を作成する

プレビュースケーリング ここまで設定したら、ついに放送画面を作ります。

OBSの画面上で右クリックし「プレビュースケーリング」から「基本キャンバス」を選択すると、設定した解像度で放送画面を作れるので、イメージしやすいです。
さらに、映像設定で基本解像度と出力解像度を同じに設定したことで、OBSで作った放送画面とまったく同じ解像度でニコ生に放送されるので「実際に自分の放送のタイムシフトを見返したらイメージが違う!」となることがないでしょう。

ただ、そのままだと配信中にOBSのウィンドウが大きくて邪魔なので、放送画面の作り込みが完成したら、上図の「ウィンドウサイズでスケーリング表示」に変更し、OBSのウィンドウサイズを縮めると邪魔にならないでしょう。
生放送中にOBSのウィンドウサイズを小さくしたり、OBSのウィンドウを最小化してしまっても、解像度、画質、レイアウトに影響しません。

また、「ロックプレビュー」にチェックを入れると、各パーツを動かせなくなります。
なにか変更を加えたい時は、まず「ロックプレビュー」をオフにしましょう。




追加パーツ

ここでは追加の部品について一部説明します。

Live SplitなどのLAPツール

Live Splitなど他のアプリを表示させたい時は、そのアプリを起動した状態で、OBSのソースのプラスボタンからウィンドウキャプチャを選択し、新規作成欄にそのアプリ名を入れると自動で探して表示してくれます。

画像を追加したい

画面に画像を追加したい場合は、OBSのソースのプラスボタンから「画像」を選択し、画像ファイルを選択します。

パソコン画面の一部分だけを表示させたい

PC画面の一部をキャプチャしたい時は、OBSのソースのプラスボタンから「画面キャプチャ」を選択します。
そうすると、画面全部がキャプチャされ「いや、全範囲じゃないんだよ!」とツッコミを入れたくなりますが、とりあえずOKを押して、それで確定させます。
その後、画面全部がキャプチャされているパーツ(画面)を選択し、キーボードのAltを押しながらマウスを使って、キャプチャされている部品の画面サイズを変えると、自分の好きな範囲のみのPC画面をキャプチャできるようになります。
Altを押さずにマウスでサイズを変更した場合は、拡大縮小のサイズ変更となります。
Altを押してマウスでサイズ変更をすると、キャプチャ範囲の変更となります。
超細かいですが、Altを押す時は、マウスの左クリック長押しする前にAltを押します。マウスの左クリック長押ししてからAltを押してもAltを押していないと認識されます。



変換(T)の「変換の編集」は個人的に役に立った

変換の編集
映像キャプチャ画面(ゲーム画面)の上で左クリックし周りに囲いが出た後に、右クリックし「変換(T)」の「変換の編集(E)」は、個人的に画面レイアウトをする際にかなり使いました。(ロックプレビューしているとできないので注意。)
個人的によく使ったのは「位置」と「クロップ」です。

位置

位置はゲーム画面をどこに配置するかX座標とY座標でドッド数で指定できます。
ゲーム画面の左上のかどの座標をどこにするか数値で指定できます。
上下矢印をマウスで選択して、数値を変更すると意味が分かると思います。
ゲーム画面を左上のかどにもっていきたいのであれば、両方共に0を指定します。
Y座標は下に行くほどプラスになります。

クロップ

ゲーム画面の上下左右をカットしたい時に使います。
キャプチャでゲーム画面をキャプチャすると、テレビで見るより範囲が広くキャプチャされることが多いのですが、このクロップ値の数値をあげていくことで、上下左右を好きなドット数分だけカットでき、テレビと同じ範囲の映像に調整できます。
これも実際に値を変えてみると、意味が分かると思います。
これは放送画面をレイアウトするうえで結構使いました。

ただ、色々なファミコンゲームをキャプチャすると分かったのですが、ゲームによって範囲が異なり、クロップの値が変わってくるようです。
同じファミコンであれば、クロップの値は共通というわけではないようです。



プロファイルとシーンコレクションに名前をつける

今つくった設定と放送画面に名前をつけましょう。
OBS上部メニューの「プロファイル(P)」「シーンコレクション(S)」内の「名前を変更」で変更します。
「DQ5RTA用」とか「ファミコン用」など、わかり易いものにしておくと良いです。

プロファイルやシーンコレクションは「保存」ボタンはありません。
設定を変更するだけで、その都度保存されています。

また、シーンコレクションやプロファイルは名前を変えて複製することで流用できます。(新規作成の時に再度1から設定するのは面倒なので、シーンコレクションとプロファイルの2つ目以降の作成は、1つ目を複製した方が楽です。)





ここまでは設定編でした。
ここからは放送開始編です。






いざ配信へ!!

ここからは、配信(放送)を開始する手順を示します。
ニコ生と配信ツールを仲介する自動開始ツールが沢山ありますが、ここでは原始的なほぼ手動で配信する方法を解説します。

また、自分のコミュニティを開設しているという前提で話を進めます。
自分の放送コミュニティを持っていない場合は、コチラでまず放送コミュニティを開設しましょう。
ニコニコミュニティ

ニコニコにログインした状態で「ニコニコミュニティ」のページへアクセスし、右上の「メニュー」から「コミュニティ作成」で、新規コミュニティを作成できます。





まずOBSで映っている放送画面を完璧にする


ゲームを起動し、OBSに映っている放送画面を完璧にしましょう。




ブラウザでニコニコ生放送の画面へ

Google ChromeやIEなどのブラウザでニコニコ生放送のトップ画面をログインした状態で表示させます。
右上に「放送する」のボタンがあるので選択します。
番組作成という画面が出たら、「詳細設定を開く▼」を選択します。




放送詳細を入力する


放送詳細を入力する画面になります。
放送タイトル、放送詳細を入力します。
放送するコミュニティは、もちろん自分のを選択します。
ゲーム配信の場合は、カテゴリから「ゲーム」を選択します。

最高配信画質が大事で、この記事の設定で、OBSに1280x720HD配信で設定した場合は「6Mbps/720p」を選択します。
800x450で設定した場合は「2Mbps/450p」を選択します。

タグを入力する場合は入力します。
古いゲームの場合は「レトロゲーム」と入れると良いでしょう。
任天堂のゲームを配信する場合は、チェックを入れる項目があるので入れましょう。

入力が終わったら、1番下の「放送を開始する」を選択します。
実は、押しても、すぐに開始されないので焦る必要はありません。




ブラウザに放送主画面が表示されるのでストリームキーのコピペをする


ブラウザに放送主画面が表示されます。
まだ、放送は開始されていませんので、焦る必要はありません。
放送主画面の下の方に、上図のような「URL」と「ストリームキー」が表示されています。
これをコピーし、OBSの設定画面に貼り付けします。
左の青いボタンをクリックすると簡単にコピーできます。

OBS配信設定プロパティ OBSの設定から配信を選び、上記画面を表示させます。
「URL」欄の項目を「サーバー」にコピーします。
「ストリームキー」欄の項目を「ストリームキー」欄にコピーします。
2つを入力したら、右下の「適用」「OK」を選択します。


次に、OBS右下にある配信開始をクリックしましょう。(上図参考)
押したら5秒から10秒待ちます。

ブラウザの方の放送主画面に映像が表示されれば成功です。
ブラウザ側の放送主画面の音量はミュートになっていると思いますが、ミュートのままにします。

この時点で、「放送を開始した時に音が本当に視聴者側に流れるのだろうか?」と不安になると思いますが、それは放送終了後タイムシフトで確認すると割り切った方が良いです。
ですから、1回目の放送はテスト放送でも良いと思います。
(筆者はテスト放送の時でも、カテゴリはゲームにしています。タグは全て消しています。)

OBS画面下部のミキサーの所をみて、「映像キャプチャデバイス」のレベルメーターが左右にうにょうにょ動いていたら、大丈夫だと信じるしかありません。
ゲーム音が無音ではないシーンにして確認しましょう。例えばスーパーマリオブラザーズなら無音のタイトル画面ではなく、ゲームを開始して1-1のBGMを流すなどです。




本当に放送を開始させます


放送画面が問題なかったら、左下の「番組開始」を選択すると、本当に放送が開始します。




番組開始後、放送時間の延長がすぐに出来る


放送が開始されたら、上のような画面になります。
延長機能で、最大6時間まで放送時間を増やせます。
最初から6時間の枠にすることもできるので、その場合は5時間30分と表示させて、すぐ右の「延長」を押しましょう。
放送時間がすぐに最大の6時間になります。

番組を終了したい場合は、番組終了を押します。
OBS側も配信終了を選択します。

放送主画面からコメントを入力すると、画面上部に表示され、コメント一覧には赤文字で表示されます。
放送を開始した後、このブラウザをバツボタンで閉じても問題ありません。
閉じた後、再度ひらくことも可能です。

ブラウザの放送画面の音量スライダーの右側にある、目のアイコンをクリックすると、ブラウザの放送画面を非表示にすることもできます。再度選択すると表示されます。
非表示機能は配信者(放送者)のみ有効で、視聴者側はこのミュート設定に影響せずに映像も音声も正常に配信されています。
ブラウザ側の放送者画面の音量はミュートのままにしましょう。(もともとミュートになっているはずです。)



あとはゲームをプレイするだけです。
良い放送ライフを!!



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高橋
ニコニコ生放送でレトロゲーム配信をしています。
【ニコニコミュニティ】「ゲームは1日1時間」は守れません

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