OBS StudioとGV-USB2を使いニコ生でゲーム放送する手順と設定値

OBS StudioとGV-USB2を使い、初めてニコニコ生放送でレトロゲーム放送がしたい人向けに特化した記事です。
筆者高橋がニコ生でゲーム放送している時のOBS Studioの設定を公開しつつ、ニコ生で放送するまでの手順を示しています。

この記事を下まで順番に飛ばさずに実践すると、放送開始までもっていけるような内容となっています。

この記事は「この設定にした方がよい」と勧めているわけではありません。
人それぞれ環境が違うので、設定値が異なるのは当たり前だと思っています。

ただ、参考値として筆者の設定は公開しています。

手順だけ書けば、もっと短い記事になると思うのですが、放送開始までに起こり得るトラブルの対処法も書いているので、記事が縦に恐ろしく長いです。
  1. ゲームの映像をパソコンに映す為のキャプチャGV-USB2
  2. ゲーム機からパソコンまでの接続方法
  3. 1.GV-USB2をパソコンで使えるようにする
  4. 2.OBS Studioをインストール
  5. 3.OBS Studioの基礎知識 (配信に必要なものだけ)
  6. 4.GV-USB2でキャプチャした映像をOBS Studioに表示させる方法
  7. 5.マイクを導入する(導入しないかたは読み飛ばしてください)
  8. 6.ゲーム音について設定していく(全員対象の記事)
  9. 6-1.「放送に載せる音はゲーム音だけで、マイクとPCの音はいらない」の設定を選んだかた向けの解説
  10. 6-2.「放送に載せる音はゲーム音とマイクの2つで、PCの音はいらない」の設定を選んだかた向けの解説
  11. 6-3&6-4 PCの音がいるを選択したかた向けの解説
  12. 7.各種設定を行っていきます
  13. 一般設定
  14. 配信設定
  15. 出力設定(配信タブ)
  16. 出力設定(録画タブ)
  17. 出力設定(音声タブ)
  18. 出力設定(リプレイバッファタブ)
  19. 音声設定
  20. 映像設定
  21. ホットキー設定
  22. 詳細設定
  23. 8.映像キャプチャの設定
  24. 9.ゲーム画面の点滅キャラが映らない場合の対処
  25. 10.LAN
  26. 11.放送画面を作成する
  27. 追加パーツ
  28. 変換(T)の「変換の編集」は個人的に役に立った
  29. 12.シーントランジションについて
  30. 13.プロファイルとシーンコレクションに名前をつける
  31. 14.いざ配信へ!!
  32. まずOBSで映っている放送画面を完璧にする
  33. ブラウザでニコニコ生放送の画面へ
  34. 放送詳細を入力する
  35. ブラウザに放送主画面が表示されるのでストリームキーのコピペをする
  36. 本当に放送を開始させます
  37. 番組開始後、放送時間の延長がすぐに出来る
  38. 延長しても途中好きな時にいつでも配信は終了できる
  39. 放送の終了方法
  40. 放送主コメント
  41. ブラウザについて
  42. 自分の放送画面にある目玉マークについて
  43. 放送画面に表示されている音量について
  44. 15.結び
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ゲームの映像をパソコンに映す為のキャプチャGV-USB2

I-O DATA GV-USB2
キャプチャボードのGV-USB2は、以下のゲーム本体を使用する放送をする場合に最適です。
2023年3月に型番が変更となり、現在はGV-USB2/Eとなっていますが、機能としてはGV-USB2と変わりありません。
  • ニューファミコン
  • スーパーファミコン
  • ゲームキューブ
  • ニンテンドウ64
  • プレイステーション1
  • プレイステーション2
  • プレイステーション3
  • セガサターン
  • メガドライブ
  • PCエンジン
  • Wii U

なぜ最適なのか?

最適な理由として、ゲーム機の後ろから出る赤、白、黄色のステレオAVケーブルを簡単にGV-USB2に接続できる点が挙げられます。
しかも、他のお高いキャプチャボードと比べて価格が安め。
ただ、PS3やWiiUは配信できるものの画質はちょっと劣化します。
GV-USB2はネットだとアマゾンにありますし、普通に大型電気店やパソコン機器専門店でも在庫として置いてあるパターンが多いです。

映像の延滞の度合いは使っているパソコンの性能に依存

ゲームの映像がパソコンのモニタに映し出されるまでに、0.1秒以下ほど延滞が発生する可能性がありますが、GV-USB2はソフトウェアエンコードなので延滞が大きいか小さいかは、お手持ちのパソコンの性能に依存します。
「GV-USB2の延滞が物凄く酷い」などの情報をたまにTwitterでみかけますが、良いスペックのPCなら延滞はごく僅かで気にならないレベルでしょう。
どんなに性能の良いパソコンでも延滞を完全な0にはできませんが、テレビを使って延滞を回避する方法を以下で説明しています。

注意 初代ファミコンは使えない

ニューファミコンが発売される前の、赤、白、黄のケーブルでテレビと接続できないファミリーコンピュータはGV-USB2と接続できない為に使えません。
オークションなどでニューファミコン(型番:HVC-101)を入手すると良いでしょう。




ゲーム機からパソコンまでの接続方法

テレビとパソコン両方にゲーム画面を映すタイプと、パソコンのみにゲーム画面を映すタイプの2パターンを挙げています。
ニューファミコンを例にしていますが、スーパーファミコンなど他の本体でも同じです。

(以下、この記事内で「テレビ」と表記がある場合、民放テレビを視聴する為の、いたって普通のテレビの事だと思ってください。パソコンのモニタに関しては「PC」「パソコン」「モニタ」や「ディスプレイ」と表記します。)


ゲーム画面をテレビとパソコン両方同時に映したい場合

この接続方法を採用すると、延滞なしの映像をテレビに映すことができるので、プレイに支障がなくなります。
テレビの後ろを目でみて、赤、白、黄色のケーブルを挿す為の入力端子があるかをご確認ください。
(赤白黄色のケーブルをHDMIに変換する製品もあるようですが、使ったことありませんし、延滞とかあるのか未確認です。)

接続機器一覧
ステレオAVケーブル→ニューファミコンの後ろに接続し、反対側が黄、赤、白のステレオAVケーブル。
AC-333→AVケーブルのオスとオスを接続する為の部品。
FVC-131→1つの赤白黄のAVケーブルを2つの赤白黄に分配できる。
GV-USB2/E→ファミコンやスーファミの映像をパソコンに表示させる為のキャプチャボード

FVC-131は、赤白黄色のAVケーブルを2組の赤白黄色のAVケーブルに映像を分配できるので、2つの機器にゲーム映像を表示させることができるスグレモノ。
上の例では、ゲーム映像をテレビとパソコン両方に送っています。
ただし、明るさが落ちるので、テレビの設定や、キャプチャボードの方で映像の明るさを明るくする対処が必要です。

AC-333、FVC-131、GV-USB2の接続は、ただ同じ色のケーブルを合わせるように繋げれば良いだけなので簡単です。

テレビにゲーム画面を映さない場合


テレビにゲーム画面を映さず、パソコンに表示されたゲーム画面でプレイする場合は、ゲーム機のステレオAVケーブルとGV-USB2が直接接続できるので、あとはGV-USB2をパソコンのUSBポートに挿せばOKです。非常にシンプルな接続となります。




1.GV-USB2をパソコンで使えるようにする

GV-USB2を初めて使う時のみ、GV-USB2をパソコンのUSBポートに挿すだけでは使用できません。
最初の1回だけGV-USB2の付属のCDや、ネットのドライバダウンロードを使い、GV-USB2のドライバをインストールする必要があります。
ドライバのインストール方法は付属のマニュアルに記載されています。
ドライバをインストールすれば、以降はパソコンのUSBポートに刺すだけで使用できるようになります。
GV-USB2に付属するライトキャプチャ(Light Capture)は、この記事の方法では使用しないのでインストール不要です。(仮にインストール済みでも問題はないですが、起動はしていない状態にしましょう。/Light Captureを使わずOBSに直に映像を取り込む方法が主流です。)

GV-USB2の耐久性(筆者が使用した感想)

筆者はGV-USB2を使ってニコニコ生放送で年に数十回は配信していますが、Windows10(64bit)で問題なく配信できています。
GV-USB2は2017年6月にAmazonで購入し、以降使い続けていますが、2021年現在も壊れずに使用できています。(結構丁寧に扱っています。)





2.OBS Studioをインストール

ここからはパソコンにインストールしないといけないアプリケーションOBS Studioについてです。
OBS Studioは無料で利用できる配信ツールです。
インストール方法は、コチラの記事で説明しています。
OBS Studioのインストール方法





3.OBS Studioの基礎知識 (配信に必要なものだけ)

インストールしたら起動しないとはじまりません。
OBSを起動する前に、GV-USB2をUSBポートに挿しておく必要があります。
OBSを起動した後にパソコンのUSBポートにGV-USB2を挿すと映像を受信できない可能性があります。

基本的にGV-USB2や、マイクなどの機器をパソコンに接続するタイミングは、OBSを起動する前と覚えておきましょう。


(絶対知っておきたい)OBSのプロファイルとシーンコレクションについて

OBS上部メニュー

OBSを起動すると、上にプロファイルやシーンコレクションという謎の言葉がありますが、これは放送画面を作ったレイアウトを保存したもの、放送設定を保存したものだと思えばよいでしょう。

プロファイルとシーンコレクションを使えば、2回目以降の放送は、プロファイルとシーンコレクションを選択して放送設定をロードすれば、これより下で説明する設定値が全て読み込まれ、あっという間にそのゲームの配信環境が整います。
これが便利な為、シーンコレクションとプロファイルは大事だと思います。
ですから、プロファイルとシーンコレクションは、分かり易い名前をつけた方が良いと思います。

筆者の場合、プロファイルは1つしか使用していないので初期値の名前のままにしていて、シーンコレクションはゲームごとに保存しているので名前を「MOTHER」や「ドラゴンバスター」等、ゲーム名をつけています。
シーンコレクションは「APEX」とか「モンハン」とか、分かりやすい名前をつけると良いでしょう。

人によって色々やり方はあると思いますが、私は「プロファイル」は1つだけを用意し、どのゲームでもそのプロファイルを使っています。(どのゲームでも共通で同じ設定を使っている)
シーンコレクションはゲームのタイトル毎にを分けて設定、保存しています。


OBSのシーンコレクションには何が保存されるのか?


OBSのシーンコレクションには上図の「シーン」「ソース」「ミキサー」「シーントランジション」の設定が全て保存されます。 歯車内の設定値も保存されています。
そして、自分が作った放送画面のレイアウトも、シーンコレクションに保存されます。


また、右下の「設定」内の「音声タブ」の「グローバル音声デバイス」の欄の設定も、シーンコレクションに保存されます。


OBSのプロファイルには何が保存されるのか?


厳密には違いますが、OBSのプロファイルには、上のシーンコレクションで説明したもの以外全部が保存されていると思って良いでしょう。
特にOBS右下の「設定ボタン」の設定はプロファイルに保存されます。(ただし上述しているグローバル音声デバイスはシーンコレクションに保存されます。)


シーンコレクションとプロファイルは保存するボタンがない

シーンコレクションとプロファイルは、設定値を変更し「適用」や「OK」を押すと、その都度で勝手に自動保存されます。
その為、保存ボタンがありません。
シーンコレクションやプロファイルに名前をつける場合は、上部メニューのプロファイル(P)、シーンコレクション(S)から【名前の変更】で変更できます。
必ずゲーム名をつけておいた方が後からわかりやすいです。

また、プロファイル、シーンコレクションともに、OBS上部のそれぞれのメニューで複製することができるので、2つ目のゲームの配信環境を作る時、前に作った放送画面や放送設定を簡単に流用できます。


設定を読み込む方法

上部メニューの「シーンコレクション」や「プロファイル」から、どの設定を使用するかをマウスで選択すると、すぐにその設定がロードされます。(現在使用中のものは、名前の横にチェックマークがついています。)


OBS下部にある「音声ミキサー」について

OBS音声ミキサー

放送中は「マイクから喋る声」「ゲームの音」「パソコンの音」などの音を合わせてニコニコに放送データが送信されます。
この3つの音を合わせる設定をする所が、OBS下部にある音声ミキサーとなります。
音声ミキサーは、複数の音を1つに合わせてくれるんだなと思ってもらえれば、ここではOKです。






4.GV-USB2でキャプチャした映像をOBS Studioに表示させる方法

放送画面を作るには、ゲーム画面をOBSに表示させないとなりません。その手順となります。
(設定値や画面レイアウトは変更する度、都度勝手にシーンコレクションに保存されています。保存ボタンとかありません。)


OBSソースの選択

1.GV-USB2をパソコンのUSBポートに挿し、ファミコン等の実機ゲームを起動してから、最後にOBSを起動します。

2.OBSの画面左下の「ソース」(シーンと間違えないように!)の左下にあるプラスボタンをクリックし、映像キャプチャデバイスを選択します。

3.「新規作成に●マークついているのを確認」→「OK」→「OK」をすることで、ゲーム画面がPCに表示されるはずです。(無条件に何も変更せずにOK→OKをクリック。)

ゲーム画面がキャプチャできない場合

この操作でゲーム画面がOBSに映らないかたは、GV-USB2のドライバがうまくインストールされていないか、パソコンがGV-USB2の機器を認識していない可能性が高いです。(試しにPC再起動とか?)
また、GV-USB2をUSBに挿してからOBSを起動するという順番を守っていない可能性もあります。

ただし、GV-USB2を使用する際に、黄色のケーブルではなくS端子で接続する場合は、2回目の「OK」を押す前に、「映像を構成」を選択し「VID INPUT」の値を「1/COMPOSITE」から「2/S-VIDEO」に変更しましょう。
これが分からなくて、GV-USB2をS端子接続しても画面がキャプチャできないと悩んでいるかたが多いように思えます。この設定画面はやり方が違えど、他の配信ソフトでも必ず呼び出せるはずです。


(トラブル回避)Light Captureなど他のソフトは終了しよう

OBS以外にGV-USB2を使用しているアプリが起動されていると、OBSでGV-USB2を経由してゲーム映像をパソコンに表示できません。
他のGV-USB2を使用しているアプリやソフトウェアは終了しましょう。



放送画面の作り込みは配信する解像度の設定を済ませてから行う

放送画面を作り込む作業は、OBSの設定画面で解像度の設定をした後にやったほうがよいので、ここではサイズがかなりおかしくても、ゲーム画面が表示されていれば、とりあえず良しと判断してください。
先に放送画面を作りたくなってしまいがちですが、まずは各種設定を終わらせましょう。


ゲーム画面の位置が動かせない!?


ちなみにOBSに映ったゲーム画面がマウスで動かせなかったり、ゲーム画面がOBS枠内からはみ出ていて、動かしたいのにマウスでゲーム画面が動かせない場合は、ゲーム画面の上で右クリックし「ロックプレビュー」にチェックが入っていないか確認しましょう。チェックが入っていたら外しましょう。動かせるようになるはずです。
また、上図の黄色の囲いに鍵がかかってると、その対象をマウスで移動させることができないので注意です。



この段階でゲーム画面は表示されましたが、ゲームの音は聴こえないはずです。
それは後で設定するので、ひとまずここはゲーム画面が表示されれば成功と思ってください。






5.マイクを導入する(導入しないかたは読み飛ばしてください)

ここでは、ニコニコ生放送で放送者が喋るためのマイクについて解説します。
これより下で「マイク」と表記があった場合、それは自分の声(放送主の声)用のマイクだと思ってください。


マイクを導入するならゲーム音はヘッドフォンで聴くようにしよう

マイクを導入する場合は、スピーカーからゲーム音を出すとハウリングが起こるので、必ずヘッドフォンを使用してゲームの音を聞くようにします。
スピーカーからゲーム音は出してはいけません。
もし、スピーカーからゲーム音を出すと、あなたがしゃべる用のマイクがゲーム音をひろってしまいハウリングします。


マイクを導入しない場合はヘッドフォンはいらない

マイクを導入しない場合は、ハウリングは起こらないので、テレビやパソコンのスピーカーから堂々とゲーム音を出しても大丈夫です。


マイク導入手順1 OBS起動前にマイクをパソコンへ接続しよう

マイクはOBS起動前に接続を済ませましょう。
マイクを接続してから、OBSを起動させます。
OBS起動中にマイクをPCに挿しても、OBSでは認識しませんので、もちろん視聴者も放送主の声が聴こえません。


マイク導入手順2 Windows側のマイクの設定


Windows側のコントロールパネルからサウンド内にある、録音タブで使用するマイクが有効になっているかと、使用するマイクのプロパティからレベルタブを選択し、集音音量が100になっているかも確認しよう。
音量が100以外の時は容赦なく100にしてください。
Windows側ではマイク音量を最大の100にしておき、放送する時のマイクの音量はOBS側で調整する為です。


マイク導入手順3 OBS側のマイクの設定

マイクを接続した状態でOBSを起動します。

OBSでマイクを使えるようにする為の設定画面
OBS起動後、右下の設定を選択し(終了の上にある)、設定画面の左から「音声」を選択します。
「マイク音声」欄の右の選択肢を選ぶ領域をクリックし、自分のマイクの名前を選択し「適用」を押します。
(上図参考/例として筆者のUSBマイクの場合は「Realtek Audio USB」と表記されていて、筆者はそれを選択しています。)

マイク音声の設定値の選択肢に「無効」と「既定」しか表示されない場合は、マイクがパソコンに認識されていない状態であると言えます。
ちなみに、マイク音声の2から4は無効で大丈夫です。(放送者が1人で、マイクも1本しかないのにココを設定するとトラブルの元になります。)
マイクを導入しない場合は「マイク音声」は全て無効にします。

OBSの音声ミキサーにマイクの項目が追加された

上の説明通りマイク名を選んで「適用」を押すと、上図のようにOBS下部の音声ミキサーにマイクが追加されます。
マイクの音量調整は、スライダーで調整します。赤丸はミュートボタンです。
放送を開始していなくても、マイクが接続されている状態で、マイクに向かって喋れば、音声ミキサーのマイクのレベルメーターがうにょうにょ動きます。

とりあえず音量を右いっぱいの最大にし、マイクに向かって喋った時に、音声ミキサー内のマイクのレベルメーターが左右に触れれば声が認識されています。
レベルメーターが黄色や赤、-20から-5あたりまで大きく振れるのを目標とします。(人によって声の大きさが違うので随時調整します。)
-55や-35くらいまでしかレベルメーターが上がらない場合は対処が必要です。対処は以下で説明します。

低いとまったく聴こえないかボソボソになってしまう

マイクのレベルが-50や-35くらいまでしかいかない場合、声がボソボソとしていて、まったく視聴者に聴こえず【超悪印象】です。
ニコニコ公式放送のお天気番組「ウェザーニュースLiVE」の女性キャスターと同じくらいの音量を出すには、マイク音量-20から-5程度必要です。


マイク導入手順4 自分のマイクの声が小さい時の対処方法

OBS下部の音声ミキサーのマイクの音量が最大(0.0db)になっているにも関わらず、自分の声が小さすぎる時の対処法を記載していきます。
OBS下部のマイクの音量は最大の0.0dbにして以下の操作を行ってみてください。
コントロールパネルのマイクの音量設定
具体的な操作手順は、Windowsのコントロールパネルの「サウンド」から「録音」タブを選び、使っているマイクを選択したら、右下のプロパティを選択します。(上図左)
マイクのプロパティからレベルタブを選び、音量が100になっているかを確認します。(上図右)
ここが100になっていない場合は100にします。(ここでブーストのスライダーがある場合は、ブーストを上げてみるのも手です。)

それでも小さい場合は、この次で解説する設定も行います。


OBSゲインの設定
OBS下部の音声ミキサー欄で、マイクの行のスライダーの右にある歯車マークを選択し「フィルタ」を選択します。
(必ずマイクの行に表示されている歯車を選択します。)
上図のようなフィルタ画面が表示されたら、左下のプラスボタンから「ゲイン」を選択し、右側の音量を上げることで、マイクの音量を更に上げることができます。

ちなみに筆者高橋は、上記のゲイン機能を利用していますが、幸いにも音割れはしていません。(もちろん使用マイクの性能と環境によると思います。)

ゲインを設定しても、マイクに向かってしゃべって音声ミキサー内のレベルゲージが動かない時は、マイクがWindowsに認識されていないか、マイク自体が壊れている可能性も考えられます。
パソコン側のマイクの穴があるサウンドボードが壊れているや、マイクのケーブル内部が断線している、USB接続の場合はUSBポートが壊れている等も考えられるでしょう。


(参考値)ゲインはどのくらいに設定すべきか&高橋の設定値


マイクに関して筆者は、上図のようにぶっちゃけ赤に達するレベルで調整しています。
上で解説したゲインは4.0dbに設定していますが、これはマイクの性能や、顔からマイクまでの距離により異なるので、参考にはならないでしょう。

ちなみに筆者は、ゲイン以外もマイクのフィルタに追加していて、以下に設定値を掲載します。

「ノイズ抑制」で、サーという小さいマイクノイズを消せる??


「ノイズゲート」は、閉鎖を35付近、開放を30付近で設定すれば、放送者の鼻息や吐息、舌の音、小さい物音が消せるかもしれません。
閉鎖のスライダー値を、開放より右にしてしまうのはタブーでやってはいけません。


コンプレッサーは、放送中に悲鳴や「ああああ!」などと叫んでしまった時に、視聴者の耳をいたわる為の設定です。
閾値は、個人の声によって調整。初期値で使ってみるのも良い!?


(余談)放送中にマイクをオフにしたくなったらどうする?


放送中にマイクをオフにしたい場合は「マイク本体の電源を切る」や「マイクをパソコンからひっこぬく」等はしてはいけません。
上図のように、音声ミキサーからマイクの行の右のスピーカーマークを選択することでマイクをミュートにすることができます。
もう1度スピーカーマークを選択すると、マイクがオンになります。
マイク本体に音量調整機能があるなら、それを使っても良いですね。




マイクの設定は以上となります。




6.ゲーム音について設定していく(全員対象の記事)

さて、4番の作業でゲーム画面が映ったのですが、この段階では、まだ音が聴こえないはずです。
実は、音に関しては、下の4パターンで設定が変わってきます。

6-1.放送に載せる音はゲーム音だけで、マイクとPCの音はいらない。
6-2.放送に載せる音はゲーム音とマイクの2つで、PCの音はいらない。
6-3.放送に載せる音はゲーム音とPCの音の2つで、マイクはいらない。
6-4.放送に載せる音はゲーム音、マイク、PCの音、3つ全部である。

あなたは上の4パターンで、どれに当てはまるでしょうか?
いわゆる放送スタイルの選択です。


上で書いた「PCの音」って何?

上で書いた「PCの音」というのは、色々あるのですが、例えば以下のようなものがあります。

1.視聴者のコメントを読み上げる棒読みちゃんの声。
2.VOICEROIDを使い、コメントを読み上げさせる。
3.PCで再生させたBGMを放送へ流したい。
4.PCで動画を再生させた時の動画の音を放送へ流したい。
5.PCで放送の演出の為に、効果音を出して、放送で流したい。


パターン別で解説していきます

ここからは上述した以下の4パターンで、どれを選んだかで分けて解説していきます。

6-1.放送に載せる音はゲーム音だけで、マイクとPCの音はいらない。
6-2.放送に載せる音はゲーム音とマイクの2つで、PCの音はいらない。
6-3.放送に載せる音はゲーム音とPCの音の2つで、マイクはいらない。
6-4.放送に載せる音はゲーム音、マイク、PCの音、3つ全部である。




6-1.「放送に載せる音はゲーム音だけで、マイクとPCの音はいらない」の設定を選んだかた向けの解説

この設定を選んだあなたに再度質問です。
放送主がゲームプレイ中に聴くゲームの音は、どうやって聴きたいですか?

1.テレビから出るゲーム音を聴くからPCからゲーム機の音はいらないよ。
2.テレビ使わずにPCのキャプチャ画面みてゲームをプレイするから、PCからゲーム機の音を聴きたい。

当然ですが、上記1と2、どちらを選んでも視聴者はゲーム音がきちんと聴こえます。
上の1か2を決めたら、それらの設定方法の解説に入ります。


OBSの音声ミキサーより歯車を選ぶ
OBSメイン画面の下にある、音声ミキサーより歯車を選択し、「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。
(音声ミキサー欄は、上の解説通りにゲーム映像をキャプチャしていないと上図のような表示はされません。)


上で1を選んだ場合は、映像キャプチャデバイスの行の「音声モニタリング」を「モニターオフ」にします。
上で2を選んだ場合は、映像キャプチャデバイスの行の「音声モニタリング」を「モニターと出力」にします。

1を選んだ場合ですが「モニターオフ」にしても、ちゃんと視聴者にはゲーム音が聴こえるので安心してください。(放送者はPCから音が聴こえないので不安になるは気持ちは分かりますが)
2を選んだ場合、選んだ瞬間にPCからゲーム機のゲーム音が聴こえてきます。

注意点1

この「オーディオの詳細プロパティ」内で右側に「トラック」という項目がありますが、1番のチェックは外してはいけません。
放送に音が行かなくなります。
2番以降は設定を完璧にしたいならチェックを外すと良いでしょう。(つけたままでも問題無い)

注意点2

この「オーディオの詳細プロパティ」内で、「映像キャプチャデバイス」以外に「デスクトップ音声」が表示されている場合は、音の誤動作防止の為にデスクトップ音声は消しましょう。
消し方は以下の2つどちらも試しましょう。

(1)OBS右下の「設定」を押し→左から「音声」を選択→「グローバル音声デバイス」の項目より「デスクトップ音声」の2つを無効にしましょう。

(2)OBS左下の「ソース」に「音声出力キャプチャ」がある場合、それをマウスで選んで、下にある「-(マイナスボタン)」を押して消します。

ゲーム音の音量調整

OBSの音声ミキサーの音量調整
視聴者へのゲーム音量は、音声ミキサーで変更できます。
音声ミキサーの上図黄色丸のスライダーを右に動かすと視聴者の音量が上がり、左に動かすと音量が下がります。
赤丸のミュートを押すと、ゲーム音が無音になり、再度押すとゲーム音が再生されます。
レベルメーターは、-25から-15の間くらいになるように音量調整するのが視聴者にとって適切だと思います。

自分がゲーム音を聴く時の音量調整はどうやっておこなうのか?

自分の配信用パソコンのWindowsの音量は、視聴者への音量へは影響しないので、自分(配信者)が聴く為のゲーム音量は上図のスライダーで視聴者への音量を設定した後に自分のPCのWindowsの音量で調整します。
まず、上図のスライダーで視聴者用の音量を決定し、その結果として自分用にも聴こえてくるゲーム音に対して、Windowsの再生音量で自分が聴くための音量調整をするという意味です。


設定は以上です。
6番の終わりまで記事を読み飛ばしてください。




6-2.「放送に載せる音はゲーム音とマイクの2つで、PCの音はいらない」の設定を選んだかた向けの解説

この設定を選んだあなたに再度質問です。
放送主がゲームプレイ中に聴くゲームの音は、どうやって聴きたいですか?

1.テレビから出るゲーム音を聴くからPCからゲーム機の音はいらないよ。
2.テレビ使わずにPCのキャプチャ画面みてゲームをプレイするから、PCからゲーム機の音を聴きたい。

当然ですが、上記1と2、どちらを選んでも視聴者はゲーム音がきちんと聴こえます。
上の1か2を決めたら、それらの設定方法の解説に入ります。


上で1を選んだ場合は、映像キャプチャデバイスの行の「音声モニタリング」を「モニターオフ」にします。
上で2を選んだ場合は、映像キャプチャデバイスの行の「音声モニタリング」を「モニターと出力」にします。

1を選んだ場合ですが「モニターオフ」にしても、ちゃんと視聴者にはゲーム音が聴こえるので安心してください。(放送者はPCから音が聴こえないので不安になるは気持ちは分かりますが)
2を選んだ場合、選んだ瞬間にPCからゲーム機のゲーム音が聴こえてきます。
1でも2でも、マイクに関しては「モニターオフ」で大丈夫です。モニターオフでもマイクの音量が適切であれば視聴に声は聴こえてます。

注意点1

この「オーディオの詳細プロパティ」内で右側に「トラック」という項目がありますが、1番のチェックは外してはいけません。
放送に音が行かなくなります。
2番以降は設定を完璧にしたいならチェックを外すと良いでしょう。(つけたままでも問題無い)

注意点2

この「オーディオの詳細プロパティ」内で、「映像キャプチャデバイス」と「マイク」以外に「デスクトップ音声」が表示されている場合は、音の誤動作防止の為にデスクトップ音声は消しましょう。
消し方は以下の2つどちらも試しましょう。

(1)OBS右下の「設定」を押し→左から「音声」を選択→「グローバル音声デバイス」の項目より「デスクトップ音声」の2つを無効にしましょう。

(2)OBS左下の「ソース」に「音声出力キャプチャ」がある場合、それをマウスで選んで、下にある「-(マイナスボタン)」を押して消します。

ゲーム音の音量調整

OBSの音声ミキサーの音量調整
視聴者へのゲーム音量は、音声ミキサーで変更できます。
音声ミキサーの上図黄色丸のスライダーを右に動かすと視聴者の音量が上がり、左に動かすと音量が下がります。
赤丸のミュートを押すと、ゲーム音が無音になり、再度押すとゲーム音が再生されます。
レベルメーターは、-25から-15の間くらいになるように音量調整するのが視聴者にとって適切だと思います。

自分がゲーム音を聴く時の音量調整はどうやっておこなうのか?

自分の配信用パソコンのWindowsの音量は、視聴者への音量へは影響しないので、自分(配信者)が聴く為のゲーム音量は上図のスライダーで視聴者への音量を設定した後に自分のPCのWindowsの音量で調整します。
まず、上図のスライダーで視聴者用の音量を決定し、その結果として自分用にも聴こえてくるゲーム音に対して、Windowsの再生音量で自分が聴くための音量調整をするという意味です。


設定は以上です。
6番の終わりまで記事を読み飛ばしてください。




6-3&6-4 PCの音がいるを選択したかた向けの解説

ここでは

6-3.放送に載せる音はゲーム音とPCの音の2つで、マイクはいらない。
6-4.放送に載せる音はゲーム音、マイク、PCの音、3つ全部である。

を選択したかた向けに説明しますが、実は1番ややこしいので、順を追って説明していきます。
設定がおかしいと、ゲーム音やPCの音が2重になるという問題にハマる可能性があります。
下の順番通りに設定してください。


PCの音を放送で流す設定をOBSで行います

OBSでデスクトップ音声をミキサーに表示させる設定
OBS右下の「設定」を選択し(終了の上にあります)、設定画面の左から「音声」タブを選択します。
上図のように、「デスクトップ音声」をパソコンのスピーカーのデバイス名にします。
右下の適用をクリックし、OKを押します。
「デスクトップ音声2」は無効で大丈夫です。(選択するとトラブルの元)
逆にPCの音を配信で使わない場合は、デスクトップ音声は「無効」の方が余計なトラブルにならず安心です。使わない時はマジで本当に無効にして消したほうが良いです。

OBSの音声ミキサーにデスクトップ音声が追加された
すると、OBS下部の音声ミキサーに「デスクトップ音声」が追加されます。
この音声ミキサーに現れた「デスクトップ音声」が、パソコンで鳴った音を放送に出力してくれるものとなります。

上図の音声ミキサーにある音量スライダーは視聴者の音量だと思ってください。(水色の横棒)
ここで音量スライダーを左右に移動させると、視聴者が聴こえる音量に直で影響します。



自分が放送中に聴く音量を調整したい場合

Windowsの再生する為の音量は視聴者の音量に影響しない
配信に使う自分のパソコンのWindowsの再生の音量は、視聴者への音量への影響がまったく無いので、自分の耳で聴く再生音量を調整したい時は、Windowsの再生音量で調整します。
極端な話、Windowsの再生音量を0にしても音が配信者にだけ聴こえないだけで、OBSの音量ミキサーで設定された音量で視聴者へは音が行きます。


オーディオの詳細プロパティを設定する


音声ミキサーから、歯車どれでも良いので選択し、「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。
マイク未設定のかたは、上図や下図とは違い、マイクの項目が無いと思いますが問題ありません。


オーディオの詳細プロパティで、GV-USB2でキャプチャしている「映像キャプチャデバイス」の音声モニタリングを「モニタのみ(出力はミュート)」にします。
この操作をすると、設定した瞬間にPCからゲーム音が出ると思います。(もちろんゲーム機とGV-USB2とPCを接続し、ゲーム機の電源が入っている状態にする必要があります。)

テレビからゲーム音を聴くなどの理由で、ゲームの音がPCから聴こえなくて良い場合のみ「映像キャプチャデバイス」の音声モニタリングは「モニタオフ」でも大丈夫です。

この映像キャプチャデバイスの音声モニタリングを「モニタと出力」にしてしまうと、デスクトップ音声の音量をあげた時に、ゲーム音が2重になって同じ音が重なって鳴っているようなトラブルになる可能性があります。
「音が2重になったとしても、さほど気にしない」というかたもいると思いますので、そのようなかたは「モニタと出力」を設定しても問題ありません。


細かいけど結構大事な注意点

意外と大事なことですが、上図の1番右にあるトラック1のチェックマークは外してはいけません。
チェックを外すと、外したものの音がニコニコのサーバーに送信されなくなり、もちろん視聴者に聴こえなくなります。

ゲーム音とPC音を同時使用する時の音量調整方法

(注意)↓この解説はGV-USB2の映像キャプチャデバイスを「モニタのみ(出力はミュート)」した場合の解説であり、映像キャプチャデバイスを「モニタオフ」にしている場合は、それぞれが純粋な音量となります。

映像キャプチャデバイスでゲーム機単体の音量を調整し、そのゲーム音量がデスクトップ音声に流し込まれ、PCの音とゲーム機の音が合わさった音量をデスクトップ音声で調整します。

映像キャプチャデバイスはゲーム機単体の音量で、デスクトップ音声は「ゲーム機」と「PC音」が合わさったマスター音量だと思ってよいのではないでしょうか?(自分もなんでこんなしくみなのか謎)

マイクは純粋にマイクの音量です。マイクの音量設定は複雑ではありません。(マイクをモニターオフ以外にするとデスクトップ音声にマイク音が混じってしまいますので、やらないでください。)


使用PCソフト別の音量調整

例1)PCの音が棒読みちゃんの場合
棒読みちゃんの声を配信に流す場合は、「棒読みちゃん」のアプリにも音量がありますからそれも利用します。
棒読みちゃんのアプリで棒読みちゃんの音量を調整し、映像キャプチャデバイスのスライダーでゲーム音を調整し、デスクトップ音声でその2つが合わさった総合的な音量を調整します。


例2)PCの音がBGMを流す(動画を流す)場合
BGM(動画)を流すアプリでも音量設定があります。
BGMを流すアプリでBGMの音量を調整し、映像キャプチャデバイスのスライダーでゲーム音を調整し、デスクトップ音声でその2つが合わさった総合的な音量を調整します。


例3)PCの音がボイスロイドの場合
VOICEROIDのアプリ内でも音量設定があります。
VOICEROIDの声の音量はVOICEROID内の音量で調整し、映像キャプチャデバイスのスライダーでゲーム音を調整し、デスクトップ音声でその2つが合わさった総合的な音量を調整します。


自分が放送中に聴く為の音量調整は?


繰り返し書きますが、Windowsの再生音量は視聴者へ聴こえる音量に影響しませんので、自分が放送中にヘッドフォンで聴く為の音量調整に使えます。



アプリやソフト側に音量調整機能がない時の音量調整方法

棒読みちゃんやVOICEROID2などは、アプリ側で音量調整があるので、比較的音量の調整に融通が効きますが、中には不親切なソフトで音量調整が無いアプリやソフトもあると思います。
その際は、Windowsの機能を使って、アプリごとに音量調整が可能です。
具体的なやり方は以下の通りです。(使うアプリを全て起動している状態で操作します。)


Windows10の右下のスピーカーマークーを右クリックします。



音量ミキサーを開くを選択します。



現在起動しているアプリの一覧の音量が調整できます。
1度設定すると記憶されるので便利です。
音量調整をしたいアプリが起動していて音が出ていないと、上図の音量調整画面に、該当のアプリが表示されないので注意です。

注意点があり、上図の青い囲いの所は視聴者の音量には影響しない自分が聴く為の音量調整となりますが、赤い囲いの部分は視聴者の音量に影響します。
視聴者の音量に影響するということは、赤い囲い内の音量を調整すると、OBSの音声ミキサー内の音量レベルメーターの振れ具合も変化しますので注意しましょう。



(トラブル回避)デスクトップ音声は、トラブルが多いので必ずモニタオフにしよう


基本的に「デスクトップ音声」はモニタオフで大丈夫です。モニタオフでもきちんと音量を上げていれば配信へ音が行ってくれて視聴者の耳に届きます。

PCの音や、棒読みちゃんの声は、デスクトップ音声がモニタオフでもヘッドフォンから聴こえるので、筆者は「モニタオフ」にしています。 

デスクトップ音声をモニタオフ以外にすると、トラブルの元になることが非常に多いです。(これは本当に多くて、PCを使ったカラオケ配信からゲーム配信まで幅広くトラブルを見てきました。)
デスクトップ音声をモニタオフ以外にするのは、よほどOBSを極めた人以外は絶対にしない方が良いです。




(便利)録画を使うことで、放送せずに音量のバランステストができる

録画設定
放送は開始せずに、右下にある録画開始ボタンのみ押して録画を開始し、ゲーム音、PC音、マイク(自分で喋る)を同時に流し、録画終了後に録画を視聴すれば、放送で音を聴くのと同じ感覚で、ゲーム音、マイク、PC音3つの音量バランスを知ることができます。(結構便利です。)

ここでは、あくまで音のテストなので、放送画面がめちゃめちゃでも問題ないです。
ゲーム音、PC、マイクの音量バランスを知り、調整をするという意味あいです。


録画したファイルがどこの保存されるかの設定は、「設定」→「出力」→出力モード「詳細」にして→「録画タブ」で設定できます。(上図参照)
また、同じ画面で、録画フォーマットをmp4、音声トラックは1にチェックが入っている状態にします。(上図参照)
この機能を駆使して、放送本番前に、各音同士の音量バランス調整をすると良いでしょう。






ここまではシーンコレクションの設定値を主に説明してきました。
ここより下はプロファイル設定編です。
また、放送画面は作成しません。
先に設定を全て済まし、最後に放送画面を作ります。





7.各種設定を行っていきます

OBS右下の「コントロール」欄にある「設定」を押し、詳細に設定をします。
ここからはなにが正しいとかはないので、管理人高橋がファミコン放送する際の設定画面をそのまま載せています。
繰り返しになりますが、人によって環境や好みが違うので設定値も十人十色です。
参考程度にお願い致します。
(設定画面はバージョン26.1.1のものですが、現在最新の27.1.1でも項目は同じです。)




一般設定

OBS一般設定
ほとんどチェックはオフにしています。
特にシステムトレイは邪魔だったのでオフにしました。
この設定画面は初期値でも問題ないという印象です。




配信設定

OBS配信設定プロパティ 配信設定のサービスは「カスタム」を選択します。
あとは、放送直前にニコニコから付与された「サーバー」と「ストリームキー」をコピペで貼り付けますので、今は空欄で大丈夫です。

2020年4月27日にニコニコ生放送がOBSのサービス欄に追加された!

2020年4月27日のOBS25.0.8のアップデートで、サービスの欄から「niconico」を選べるようになりました。
ニコニコプレミアム会員はサービスから「niconico premium menber」を選択します。
ニコニコ一般会員はサービスから「niconico free member」を選択します。
ただ、この設定を必ず選ぶ必要はなく、上で解説した通りサービスから「カスタム」を選ぶ手法のままでも配信できます。(アップデートでniconicoが追加されたものの結局どっちでも良い)
サーバーは「Default」を選び、ストリームキーは後でコピペで入力するので、今は空欄で大丈夫です。
筆者は上図のように「カスタム」を選択して放送しています。(ぶっちゃけどっちでも良い)





出力設定(配信タブ)

OBS出力設定
出力モードを詳細モードにしています。詳細モードにしないと、上図と同じ画面になりません。
音声トラックは「1」が選択された状態のままにし、変更してはいけません。

ビットレート

ビットレートの数値を上げると画質が上がると思ってよいです。
ニコニコの制限は、プレミアム会員は6000Kbps、一般会員は2000Kbpsですが、音声の事も考えるとニコニコプレミアム会員はMax5800kbps程度、一般会員はMax1800kbps程度が最大と思って良いです。


筆者は当初「レトロゲームで画質をこだわっても仕方ない!」と思ってましたが、2021年くらいからボイスロイドやカメラを導入したので、2872で設定しています。(グラボを使う場合は5872にしています。)

パソコンの性能に自信のないかたは、2000以下に設定すれば、かなり軽くなります。
1500で放送したこともありますが、レトロゲームの画面だけなら問題ないと思いました。

エンコーダ

「x264」にすると、パソコンに処理を任せますが、自分がPCに取り付けているグラボを選択する選択肢もあります。
一般的にx264にしてパソコンに任せた方が画質は良いですが、グラボに任せるとパソコンのCPUが浮くので、その他の処理に当てることができます。(VOICEROIDに喋らせるとか)

キーフレーム間隔

多くのサイトで「2」が良いと見るのですが、筆者は問題を感じていないので、初期値の「0」のままです。

その他設定

レート制御は、よく分かっていないのですが、外ではなく家からのPC配信ならどのサイトでも「CBR」一択。
CPU使用のプリセットは「veryfast」にしていますが、パソコンの性能に自信のないかたは「medium」などに下げる設定も必要になってきます。
プロファイルは「high」を選択しています。
x264を選んだ時に、オプションを記載できますが、ここは私は空白のままです。
配信たん2の製作者様が自身のウェブサイトで、ここに設定する値の例を公開しているので、画質にこだわるかたは見てみると良いでしょう。




出力設定(録画タブ)

録画設定
出力設定の中の録画タブです。
放送を録画したい時に有効になる設定です。
録画ファイルのパスに、映像を録画したファイルをどこのフォルダに保存するか設定します。
チェックを音声トラック1のみにし、録画フォーマットはmp4を選択しています。
個人的にはmp4以外では、flvも良い印象です。
どちらの拡張子でもYouTubeやニコニコ動画にアップロードできます。

ちなみに、OBSの右下の方にある「録画開始」ボタンは、放送をしていてもしていなくても、いつでも開始や終了ができます。
したがって、放送せずに録画だけして、音量テストもできます。(録画終了後に動画を再生して、声やゲーム音を確かめる。)




出力設定(音声タブ)

音声設定
出力設定の中の音声タブです。
音声ビットレートは全て128にしています。
ニコ生の場合は最大192まで設定可能です。

先程設定した映像のビットレートと足して、プレミアム会員は6000、一般会員は2000を超えてはいけません。
例1)プレミアム会員なら映像を5872にし、音声を128にして、ちょうど6000にする。
例2)一般会員なら映像を1872にして、音声を128にして、ちょうど2000にする。
例3)一般会員が映像1500、音声128を設定する。(最大を超えなければ任意の値でも大丈夫)
例4)プレミアム会員が映像2500、音声128を設定する。(最大を超えなければ任意の値でも大丈夫)




出力設定(リプレイバッファタブ)

リプレイバッファー
出力設定の中のリプレイバッファータブです。
初期値のまま変更せずにオフにしています。

リプレイバッファー機能を使うと、録画中に任意のタイミングで押すと、あらかじめ指定しておいた秒数分遡って動画を録画できる機能です。
私は、この機能は使用していないのでオフにしています。
録画は普通に「録画開始」ボタンで行っています。




音声設定

OBS音声設定
サンプリングレートは48khzにしています。(44.1でも問題ないはず)
自分のパソコンの「コントロールパネルのサウンド」で「再生」や「録音」内にある各デバイスのプロパティのサンプリングレートもこれに合わせて48000Hzにしています。(16ビットか24ビットかはお好み?)


グローバル音声デバイス枠内のデスクトップ音声

上図設定値の1つ、デスクトップ音声デバイスは、パソコンで再生している音楽、パソコンで再生している動画の音、PCゲームの音などを放送に音としてのせたい時などに使用しますので、そのような用途がある場合はデバイスを選択しましょう。
使わない場合は無効にします。
この項目を無効以外にすると、OBSの音声ミキサーに「デスクトップ音声」が追加されます。
筆者の放送ではVOICEROIDがしゃべるので、パソコンの音を使う為、デスクトップ音声は使用しています。

グローバル音声デバイス枠内のマイク音声

放送主のマイクを導入する場合は、上図設定値の1つである「マイク音声」から予め接続しているマイクデバイスを選択します。
マイクのデバイス名は、人によって違うので、上と同じ項目名ではないでしょう。
使わない場合は無効にします。
マイクは1つしかないので、2から4はもちろん「無効」です。

Windowsの音量を自動で下げる機能を無効にする

この項目に関して筆者はチェックを入れています。




映像設定

OBS映像設定
ニコ生でHD配信をするのであれば1280×720を設定。
ニコ生でHD配信しない時は800×450が推奨値で、その値を手入力します。

ちなみに、1280と720の間のバツは、半角小文字のエックスです。
1920×1080のFullHDにしたい気持ちになりますが、ニコ生は2021年5月28日現在、生放送において1920×1080に対応していません。

縮小フィルタには「ランチョス」を設定しています。
(ニコ生N Airのヘルプ画面において、N Air設定画面画像ではバイリニアになっている。お好みか。)

FPSはニコ生で使える最大値の「30fps」を選択しています。

解像度について

基本解像度と出力解像度は同じにした方が良いです。(私はその方が好きです。)
なぜなら、見たまんまの縦横比でニコ生の放送画面に映るからです。
同じにすることで原寸大になりますから、放送画面が作りやすいです。
N AirのHelpページでも、そのような指定になっていました。


450P配信(HD配信ではないやつ)

放送中映像がカクカクするなど、安定しない場合は、1280×720(HD配信)からニコ生のワンランク下の解像度800×450にするのも手です。(800×450はHD配信ではなくなる)
2021年現在でも、この800×450の設定でゲーム放送している生主は沢山いらっしゃいます。

HD配信であれば1280×720、そうでなければ800×450は守った方がよい

この記事の冒頭で「あくまで値は参考で」と書きましたが、この解像度の指定は「ニコニコ生放送のN Air HELP」で、そのように指定した方が良いと明記されているので、基本的には守った方が良いでしょう。(1280×720か800×450)

↓守った方が良いと記載されているニコ生公式のHELP記事
生放送をN Airなどの外部ツールで高画質配信する

(注意:この記事はGV-USB2でレトロゲームを配信する為に書いた記事ですので、PCゲームを配信する時であれば、この設定はあり得ない等のご指摘はあると思います。)




ホットキー設定

ホットキーの設定
キーボードから操作する際のショートカットキーを設定できます。
機能に対して、どのキーを押されたらその機能が発動するのかを設定できます。
コメビュである配信たん2との連携の為に、配信開始だけ「Ctrl + Shift + Alt + S」を設定しています。
私の場合は、間違って押して動作するのが嫌なので、それ以外は完全に削除し他は設定していません。
このあたりは好みです。初期値のまま放置でも良いですし、自由にカスタマイズするのも良いでしょう。




詳細設定

OBS詳細設定
詳細設定です。
「プロセスの優先度」は、「高」か「通常以上」をパソコンのスペックと相談しつつ設定します。
色空間は「709」、色範囲は「全部」が良いと他のサイトであったので、そのように設定していました。

有線と無線など、ネット接続方法が複数備わっている場合

使用しているパソコンが有線と無線両方で接続できる環境が備わっている場合や、ネットワークカード(LANカード)を複数枚積んでいる場合は「ネットワーク」の「IP選択」で明示的に、どの接続で配信するのか選んでおいたほうがよいでしょう。

ネットの接続方法が1つしかない場合は、「IP選択」の初期値である「既定」で問題ありません。




8.映像キャプチャの設定

OBS映像キャプチャデバイスのプロパティ
映像キャプチャ詳細設定です。(映像キャプチャデバイスのプロパティ)
この画面は、OBS下部の「音声ミキサー」の「映像キャプチャデバイス」の歯車を選択し「プロパティ」を選択すると出てきます。

解像度/FPSタイプを「カスタム」にしています。
GV-USB2の最大解像度が720×480なので、それを選択しています。
FPSは30fpsにしています。(ニコ生の最大fps値が30なので、それ以上は選択していません。)
その他に「YUY」「709」「全部」も指定しています。

バッファリングは基本的に「自動検出」で良いですが、もし放送中にゲーム映像とゲーム音が徐々にズレてくる場合は、バッファリングを「無効」を試してみるのも良い選択です。(←いざという時に知っておくと良い)
音声出力モードは「音声のみをキャプチャ」を選択します。(←意外に重要)


また、この設定画面に表示されている「映像を構成」ボタンは、明るさ調整に役立ちます。



「映像を構成」で明るさ調整や、コンポジットとS端子の切替が可能


「映像を構成」を選択すると、上のような設定画面が表示されます。
GV-USB2の端を見ると、S端子、黄色、赤、白のケーブルがあるはずです。
「VID INPUT」欄で、GV-USB2の映像において、黄色のコンポジットを使うかS端子を使うか選べます。
初期値は「1/COMPOSITE」なので、黄色のケーブルを使う場合は変更必要なしです。
S端子を使う場合は「2/S-VIDEO」を選択します。

画像の調整タブを選択すると、映像の「明るさ」「コントラスト」「鮮やかさ」「色合い」「ガンマ」などが変更できます。
FVC-131の分配ケーブルを使用したことで、明るさが損なわれた場合は、ここで明るさを調整すると良いでしょう。



9.ゲーム画面の点滅キャラが映らない場合の対処

この段階でゲーム映像を確認し、点滅しているキャラや、半透明のキャラが正常に映っていない場合のみ、コチラの記事をご覧ください。
OBS Studioでゲーム配信する際に点滅キャラが映らない場合の対処法




10.LAN

個人的には、配信で無線LANは使用していません。
外に出る光ケーブル←光終端装置←LANケーブル←ギガ対応ルーター←LANケーブル←使用パソコン
の接続です。
LANケーブルは意味があるのか分かりませんがカテゴリ6対応のものを使っています。

無線LANや無線Wi-Fiを使用する場合は、やはり回線速度が速い方が良いでしょう。
また、パソコンとルーターまでの距離は、近い方が良いのは間違いありません。
自分の放送をタイムシフトでみて、映像がカクカクする場合は、映像のビットレートを下げてみるのも手です。(HD配信をやめて800×450にするのも手です。)
自分の放送をタイムシフトでみて、映像が数秒間止まって、映像が飛んで再生が開始される場合は、無線LANが原因のことが多いです。いわゆるptptと呼ばれるものです。(回線スピードがあっても、パソコンとルーターまでの距離があったり、間に家の壁が何枚もある場合は、そのようなことがあるようです。)

配信者環境としては、無線より有線が良いのは間違いありません。




11.放送画面を作成する

プレビュースケーリング ここまで設定したら、ついに放送画面を作ります。

OBSの画面上で右クリックし「プレビュースケーリング」から「基本キャンバス」を選択すると、設定した解像度で放送画面を作れるので、イメージしやすいです。

さらに、映像設定で基本解像度と出力解像度を同じに設定したことで、OBSで作った放送画面とかなり近い解像度でニコ生に放送されるので「実際に自分の放送のタイムシフトを見返したらイメージが違う!」となることがないでしょう。

ただ、そのままだと配信中にOBSのウィンドウが大きくて邪魔なので、放送画面の作り込みが完成したら、上図の「ウィンドウサイズでスケーリング表示」に変更し、OBSのウィンドウサイズを縮めると邪魔にならないでしょう。

生放送中にOBSのウィンドウサイズを小さくしたり、OBSのウィンドウを最小化してしまっても、解像度、画質、レイアウトに影響しません。


右クリックすると出てくる「ロックプレビュー」にチェックを入れたり、OBS下部のソース欄の右にある鍵マークをクリックすると、各パーツを動かせなくなります。
なにか変更を加えたい時は、まず「ロックプレビュー」をオフにし、ソース欄の鍵を外しましょう。



ゲーム画面を縦横比(アスペクト比)を崩してでも引き伸ばしたい場合


ゲーム画面を横長に伸ばしたり、縦長に伸ばしたりしたい場合は、赤い点の上にマウスをもっていき「Shift」キーを押しながらマウスドラッグでゲームキャプチャ画面の大きさを変えるとゲーム画面を強引に引き伸ばせます。
ただし、ゲーム画面を引き伸ばした後に、Shiftキーを押さずにゲームキャプチャ画面の大きさを変えてしまうと、再度元のアスペクト比に戻ってしまうので注意が必要です。


ゲーム画面のキャプチャ範囲を変えたい場合


ゲーム画面のキャプチャしている範囲を変えたい場合は、赤い点の上にマウスをもっていき「Alt」キーを押しながらマウスドラッグをすると、キャプチャ範囲を変更できます。


Ctrl+Zで1つ前の作業に戻れる(OBS27以上で可能、26以下はできません)

レイアウト作成中にマウス等で間違って配置を移動してしまった時に、Ctrl+Zを押すと、移動する前の状態に戻ることができます。




追加パーツ

ここでは追加の部品について一部説明します。

LiveSplitなどのLAPツール

LiveSplitなど他のアプリを表示させたい時は、そのアプリを起動した状態で、OBSのソースのプラスボタンからウィンドウキャプチャを選択し、新規作成欄にそのアプリ名を入れると自動で探して表示してくれます。
たとえばLiveSplitなら、その文字列を半角で新規作成欄に入力します。
この方法でOBSにLiveSplitを映すと、Windowsのデスクトップ上の話でLiveSplitの上に誤って違うウィンドウを重ねてしまっても、放送画面にそのウィンドウは映らないというメリットがあるのでオススメです!
デスクトップ画面を範囲指定でキャプチャするより絶対良いと思います。


画像を追加したい

画面に画像を追加したい場合は、OBSのソースのプラスボタンから「画像」を選択し、画像ファイルを選択します。
画像の大きさはもちろん画像の辺をマウスドラッグすることで変更できます。

パソコン画面の一部分だけを表示させたい

PC画面の一部をキャプチャしたい時は、OBSのソースのプラスボタンから「画面キャプチャ」を選択します。
そうすると、画面全部がキャプチャされ「いや、全範囲じゃないんだよ!」とツッコミを入れたくなりますが、とりあえずOKを押して、それで確定させます。
その後、画面全部がキャプチャされているパーツ(画面)を選択し、キーボードのAltを押しながらマウスを使って、キャプチャされている部品の画面サイズを変えると、自分の好きな範囲のみのPC画面をキャプチャできるようになります。
Altを押さずにマウスでサイズを変更した場合は、拡大縮小のサイズ変更となります。

この方法は、キャプチャしている範囲内に、Windowsのウィンドウを入れてしまうと、それが放送画面に映ってしまうので、放送中のウィンドウのマウス操作には注意が必要です。(特に誤って最大化してしまったなど)

1つのウィンドウの一部分だけを表示させたい

見せたい画面が、ウィンドウの一部の場合は、ソースから「画面キャプチャ」ではなく「ウィンドウキャプチャ」を選択し、同様にAltを使って指定範囲を選択すると良いでしょう。(これ結構使えます!)
ウィンドウキャプチャの場合は、さきほどの画面キャプチャとは違い、ウィンドウに別のウィンドウを重ねても放送画面に映りません。




変換(T)の「変換の編集」は個人的に役に立った

変換の編集
映像キャプチャ画面(ゲーム画面)の上で左クリックし周りに囲いが出た後に、右クリックし「変換(T)」の「変換の編集(E)」は、個人的に画面レイアウトをする際にかなり使いました。(ロックプレビューしているとできないので注意。)
個人的によく使ったのは「位置」と「クロップ」です。

位置

位置はゲーム画面をどこに配置するかX座標とY座標でドッド数で指定できます。
ゲーム画面の左上のかどの座標をどこにするか数値で指定できます。
上下矢印をマウスで選択して、数値を変更すると意味が分かると思います。
ゲーム画面を左上のかどにもっていきたいのであれば、両方共に0を指定します。
Y座標は下に行くほどプラスになります。

クロップ

ゲーム画面の上下左右をカットしたい時に使います。
キャプチャでゲーム画面をキャプチャすると、テレビで見るより範囲が広くキャプチャされることが多いのですが、このクロップ値の数値をあげていくことで、上下左右を好きなドット数分だけカットでき、テレビと同じ範囲の映像に調整できます。
これも実際に値を変えてみると、意味が分かると思います。
これは放送画面をレイアウトするうえで結構使いました。

ただ、色々なファミコンゲームをキャプチャすると分かったのですが、ゲームによって範囲が異なり、クロップの値が変わってくるようです。
同じファミコンであれば、クロップの値は共通というわけではないようです。



12.シーントランジションについて

OBSシーントランジション
シーンは複数作ることができます。
ゲーム画面を消して「休憩中」などの画面を出したい時などに、シーンを使います。
シーンチェンジする際に、どのようなエフェクト効果でシーンを変化させるかを決める設定が「シーントランジション」です。
個人的には普通にフェードが好きです。




13.プロファイルとシーンコレクションに名前をつける

今つくった設定と放送画面に名前をつけましょう。
OBS上部メニューの「プロファイル(P)」「シーンコレクション(S)」内の「名前を変更」で変更します。
「DQ5RTA用」とか「ファミコン用」など、わかり易いものにしておくと良いです。

プロファイルやシーンコレクションは「保存」ボタンはありません。
設定を変更するだけで、その都度保存されています。

また、シーンコレクションやプロファイルは名前を変えて複製することで流用できます。(新規作成の時に再度1から設定するのは面倒なので、シーンコレクションとプロファイルの2つ目以降の作成は、1つ目を複製した方が楽です。)





ここまでは設定編でした。
ここからは放送開始編です。






14.いざ配信へ!!

ここからは、配信(放送)を開始する手順を示します。
ニコ生と配信ツールを仲介する自動開始ツールが沢山ありますが、ここでは原始的なほぼ手動で配信する方法を解説します。

また、自分のコミュニティを開設しているという前提で話を進めます。
自分の放送コミュニティを持っていない場合は、コチラでまず放送コミュニティを開設しましょう。
ニコニコミュニティ

ニコニコにログインした状態で「ニコニコミュニティ」のページへアクセスし、右上の「メニュー」から「コミュニティ作成」で、新規コミュニティを作成できます。
現在のニコ生では、コミュニティを作らずに放送はできません。





まずOBSで映っている放送画面を完璧にする


ゲームを起動し、OBSに映っている放送画面を完璧にしましょう。
音声ミキサーの音も各項目、ちゃんとレベルメーターが動いているか確認します。




ブラウザでニコニコ生放送の画面へ


Google ChromeやFirefox、Edgeなどのブラウザでニコニコ生放送のトップ画面をログインした状態で表示させます。
右上に「放送する」のボタンがあるので選択します。
番組作成という画面が出たら、「詳細設定を開く▼」を選択します。




放送詳細を入力する


放送詳細を入力する画面になります。
放送タイトル、放送詳細を入力します。
放送するコミュニティは、もちろん自分のを選択します。
ゲーム配信の場合は、カテゴリから「ゲーム」を選択します。

最高配信画質が大事で、この記事の設定で、OBSに1280x720HD配信で設定した場合は「6Mbps/720p」を選択します。
800×450で設定した場合は「2Mbps/450p」を選択します。

タグを入力する場合は入力します。
古いゲームの場合は「レトロゲーム」と入れると良いでしょう。
任天堂のゲームを配信する場合は、チェックを入れる項目があるので入れましょう。

タイムシフトは視聴者に再放送をみさせても良いかです。
「利用する」にすると、プレミアム会員は放送終了後7日間の間、再放送としてあなたの放送を視聴することができます。

コメントフィルタは、ふさわしくないコメントを自動で非表示にする機能なのですが、たまに問題ない言葉まで非表示にしてしまう困りものです。
ただ、初めての時はフィルタリングを許可した方が安全でしょう。

入力が終わったら、1番下の「番組を作成する」を選択します。
実は、押しても、すぐに放送は開始されないので焦る必要はありません。




ブラウザに放送主画面が表示されるのでストリームキーのコピペをする


ブラウザに放送主画面が表示されます。
まだ、放送は開始されていませんので、焦る必要はありません。
放送主画面の下の方に、上図のような「URL」と「ストリームキー」が表示されています。
これをコピーし、OBSの設定画面に貼り付けします。
左の青いボタンをクリックすると簡単にコピーできます。

OBS配信設定プロパティ OBSの設定から配信を選び、上記画面を表示させます。
サービス欄から「カスタム」を選んだ場合は「URL」欄の項目を「サーバー」にコピー&ペーストします。
「ストリームキー」欄の項目を「ストリームキー」欄にコピー&ペーストします。
2つを入力したら、OBS側の右下の「適用」「OK」を選択します。
下の2020年2月20日の追記の所にも書きましたが、このコピーは最初の1回やれば良いだけで、2回目以降はOBSに保存されたものをそのまま使用できます。
この面倒なコピー作業は放送の最初の1回だけなので、面倒でもやるしかないです。

(2020年4月27日追記)
2020年4月27日にOBSのサービス欄から「niconico」が選べるようになり、カスタム以外の選択肢も出てきました。
カスタムでもniconicoでもどちらもでも配信ができます。
サービス欄から「niconico」を選んだ場合は、サーバーは「Default」のままで、ストリームキーのみコピー&ペーストし、右下の「適用」「OK」を選択します。

(2020年2月20日追記)
2020年2月20日のニコニコアップデートで、URLとストリームキーが固定になりました。
放送者ごとに固定になり、変動しなくなりました。
したがって、2月20日以降1回だけ上述したコピーを行えば、2回目は以降はコピーの操作をする必要がなくなりました!(これは楽になった)
2回目以降の配信は、OBSにURLとストリームキーが保存されたままのを、そのまま使えます。

ただし、右側にある「再発行」ボタンを押すと、URLとストリームキーが変動しますので、押さないようにしましょう。
URLとストリームキーが漏洩した時などに「再発行」を押して、あらたにコピーしなおすと良いでしょう。




次に、OBS右下にある配信開始をクリックしましょう。(上図参考)
押したら5秒から10秒待ちます。

ブラウザの方の放送主画面に映像が表示されれば成功です。


ブラウザ側の放送主画面の音量は上図のようにミュートになっていると思いますが、ミュートのままで大丈夫です。
放送中ここはずっとミュートにしておきましょう。

この時点で、「放送を開始した時に音が本当に視聴者側に流れるのだろうか?」と不安になると思いますが、それは放送終了後タイムシフトで確認すると割り切った方が良いです。
ですから、1回目の放送はテスト放送でも良いと思います。
(筆者はテスト放送の時でも、カテゴリはゲームにしています。タグは全て消しています。)

OBS画面下部の音声ミキサーの所をみて、「映像キャプチャデバイス」のレベルメーターが左右にうにょうにょ動いていたら、大丈夫だと信じるしかありません。
ゲーム音が無音ではないシーンにして確認しましょう。例えばスーパーマリオブラザーズなら無音のタイトル画面ではなく、ゲームを開始して1-1のBGMを流すなどです。




本当に放送を開始させます


ブラウザに映っている自分の放送画面に問題なかったら、左下の「番組開始」を選択すると、本当に放送が開始します。(このボタンが放送開始前最後の手順です。)

このボタンが押された後は、ニコ生の放送一覧に自分の放送が表示されますし、検索などに放送がひっかかるようになります。



番組開始後、放送時間の延長がすぐに出来る


放送が開始されたら、上のような画面になります。
延長機能で、最大6時間まで放送時間を増やせます。
最初から6時間の枠にすることもできるので、その場合は5時間30分と表示させて、すぐ右の「延長」を押しましょう。
放送時間がすぐに最大の6時間になります。

ただし、一般会員は30分のみで延長はできません。30分を超えて連続で放送したい場合は、ニコニコでプレミアム会員になるしかありません。(月額550円/別にニコニコの宣伝したいわけではないけど事実なので。)
一般会員は30分で終了になりますが、その都度枠を取れば1日に何回でも放送できます。
2021年5月29日現在、そのような手法でゲーム配信をしている生主が実際にいます。
もちろん、放送者も視聴者もその都度枠移動が発生します。


延長しても途中好きな時にいつでも配信は終了できる

例えば放送時間を6時間にしたとしても、途中いつでも放送を終了できます。
放送を延長したら、必ずその時間まで放送しないとならないわけではありません。


放送の終了方法

番組を終了したい場合は、自分の放送をブラウザでひらき、番組終了ボタンを押します。
同時にOBS側も配信終了ボタンを押します。


放送主コメント

放送主画面から放送主がコメントを入力すると、画面上部に表示され、コメント一覧には赤文字で表示されます。


ブラウザについて

放送を開始した後、自分の放送が映っているブラウザをバツボタンで閉じても問題ありません。
閉じた後、再度自分の放送画面をひらくことも可能です。
OSBさえ動いていれば、ブラウザの自分の放送画面ページは表示していても表示していなくても、どちらでも良いのです。(OBSも起動していれば、最小化しても問題無い。)


ブラウザを閉じても放送は終了しない

ブラウザを閉じても、放送は終了しません。
PCの電源を消しても放送は終了しません。(画面が止まったまま放送が継続します。)
放送を終了する際は、必ずブラウザで自分の放送画面をひらき「番組終了」を押すクセをつけましょう。


自分の放送画面にある目玉マークについて

ブラウザで自分の放送画面を開き、音量スライダーの右側にある、目のアイコンをクリックすると、ブラウザの放送画面を非表示(真っ暗)にすることもできます。再度選択すると放送画面が再度表示されます。

非表示機能は配信者(放送者)のみ有効で、視聴者側にはこのミュート設定に影響せず、OBSの映像も音声も正常に配信されています。

配信者本人だけ放送の映像を真っ暗にすることになんの意味があるのかと言いますと、回線スピードが遅い放送主は、この機能で画面を真っ暗にすることで、自分の放送の映像と音声をニコニコから受信しなくなる為、ネットの混雑を少しでも軽減することができます。(自分の放送のプレビューを止めるということです。)

これにより、自分のパソコンからニコニコへ映像と音声の送信することだけに回線を使うことになり、通信に多少余裕が出ます。
回線速度が遅く、配信が止まるというかたは試してみる価値があります。(必ず効果を保証する機能ではないです。)


放送画面に表示されている音量について

ブラウザ側の放送者画面の音量はミュートにしておくと安全です。(もともとミュートになっているはずです。)

この音量のミュートを解除し、更に音量をあげ、OBSの方で「デスクトップ音声」を使用していると、音の永久ループになり、放送不具合になる為、ミュートの解除はオススメできません。




15.結び

この超長い記事をここまで見てる人はおそらくいないと思いますが、一人でもレトロゲーム放送が増えることを願いつつ、この記事を書きました。

あとはゲームをプレイするだけです。
良い放送ライフを!!



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